【レポート】6月19日「COtoHANAトークカフェ」を開催しました
6月19日に「COtoHANAトークカフェ(以下、トークカフェ)」を開催しました。
このイベントはコロナ禍で何度も延期になりながらも、地域の方々の協力と、スタッフの「必ず開催したい」という思いで実現しました。
コトハナは「子どものいる暮らしをもっと楽しく・もっと豊かに」という思いを大事にしています。
そして、これまで活動を通して、お父さん・お母さん達の“子ども達のために”“もっと、よりよく”という思いを受け取ってきました。それらをわたし達コトハナがカタチにしていくだけでなく、“地域のみんなと協力して、ひとつひとつ実現していくことができないか”と考え、今回のイベントを企画しました。
会場は、大熊町にあるlinkる大熊。広々としたスペースで、お子さん達の見守りもさせていただきました。
開催当日は、19人が参加。子育て中のお父さん・お母さんのほか、地域の方にもご参加いただきました。
トークカフェ前半は、双葉郡近隣地域で活動に取り組む3団体からの事例紹介。ご登壇いただいたのは、次の方々です。
広野町で活動する『合同会社ちゃのまプロジェクト』青木 裕介さん
南相馬市で活動する『icoi -いこい-』高橋慶香さん・佐川美和子さん
富岡町で活動する『とみおかこども食堂実行委員会』辺見 珠美さん
(インタビュー記事はページ下部よりご覧いただけます)
ちゃのまプロジェクト・青木さんからは、「多世代交流で子育てをもっと豊かに」をテーマに、広野町内で運営する『多世代交流スペースぷらっとあっと』の取り組みや、地域住民が協働で作る「ひまわり迷路」のエピソードが。3児のお父さんであり、町を愛する青木さんの子ども達に向ける眼差しのあたたかさを感じ、今すぐ仲間に加わりたくなりました。
続くicoiの高橋さん・佐川さんは、ご自身が0歳〜5歳のお子さんを育てる現役ママの視点から、“ママがまちでの暮らしと子育てを楽しむため”取り組んでおられるイベントや講座についてお話しいただきました。中でも、女性向けの小さな商いつくり講座『わたしのcoしごと 福の島』のご紹介では、講座を通してママ・女性が輝いていく様子がとても魅力的に映りました。
とみおかこども食堂・辺見さんからは、「子どもを真ん中にした地域のコミュニティづくり」を目的に運営している食堂の様子と、その背景にある思いが語られました。ご自身のお子さんはいない辺見さんが、子ども達に関わるときどんなところに喜び・面白さを感じているのかなど。子どもがいる・いないに関わらず、子ども達をきっかけに地域が繋がれることを感じられました。
そして、トークカフェ後半。
事例紹介を聞いてワクワクが高まったところで、参加者同士語り合います。テーマは「私のやってみたいこと」。父として、母として、地域に暮らす一人として……「やってみたいこと」を言葉にしていきました。
ファシリテーターの霜村真康さん(『未来会議』)のガイドのもと、トークを深めていきます。
皆さんから出たアイデアを少しだけご紹介します。
・子ども達の記憶に残るようなイベントをつくりたい
・ママ・パパ向けのキャリア形成プログラム・講座
・パパ会
・子ども会
・少人数制のカフェ
・情報発信ができる仕組みづくり
最後は、各テーブルでどんなお話しをしたのかを発表して終了となりました。
この日のトークと交流からどのような展開が生まれるのか、とても楽しみです!
そして、大人達が熱気溢れるトークを繰り広げる中、子ども達も同じ会場内で元気に遊んでくれました。
参加してくださった皆さん、ゲスト・ファシリテーターとして開催にご協力くださった皆さん、本当にありがとうございました。
文・写真:コトハナ編集部
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