ふたばでとことん遊ぼう!全力、外遊びの一日《レポート》
2020年初めから始まったコロナウイルス感染拡大による生活様式の変化からまもなく1年が経とうとしています。ステイホームが言われるようになり、なかなか外に出られない方も多かったと思います。さらに体力の有り余っている子どもたちや、一緒に過ごす家族も、発散する場所がなくヤキモキされていたのではないでしょうか。cotohanaでも、イベントを開催するか判断が難しいということもありましたが、3密を避け、感染対策をしつつおやこで楽しめる場づくりができないかと試行錯誤してきました。そこで持ち上がった企画がこちら。
外遊びを通じておもいっきり楽しもう!!
閉じこもりがちな暮らしの中に、少しでも楽しさを感じられたらという思いで、「とことんあそびば」を開催することにしました。
コロナウイルス感染防止対策を事前にしっかりと練ったうえで会場を抑え、密にならず楽しめる内容を熟考し、参加者を募りました。
今回の活動は「⼀⾷(いちじき)福島復興・被災者⽀援」事業に採択いただいた『ふたばであそぼう!「とことんあそびば」事業』として実施いたしました。
※なお、開催日は2020年11月21日(土)でコロナウイルス感染対策を行った上実施しました。
会場は広野町・二ツ沼総合公園
双葉郡ではバーベキュー広場として様々な施設が点在しています。 今回は広野町の二ツ沼総合公園のバーベキュー場をお借りして、イベントを開催することにしました。

こちらのバーベキュー場は一面芝生なのでボール遊びをしたり、バーベキュー場がある丘からちょっと下りると遊具のある広場もあるので、1日飽きることなく遊ぶことができます。
遊ぶ前にみんなでお昼ごはん
バーベキュー場内には炊事場と、10人くらいが座れるテーブル・ベンチが設置されており、そこでお昼ごはんを準備して食べることにしました。
そんな中、参加者の小学生から「りんごを切ってみたい」という一声が!
りんごを切るのは初めてだったようで、スタッフから皮の剥き方を教わりながら、なんとか指を切らずに上手にりんごを切ることができました。

いつもとは違う場所や人たちと一緒にいると、やったことがないことにも挑戦してみたくなる、そんな楽しみもありますよね。子どもたちと一緒に何かを作ったり、あたらしいことにチャレンジできる機会も、この遊び場の企画では大事にしています。
事前に用意したオードブルや芋煮を食べながら、参加者同士で団らん。
何気ないおしゃべりでしたが、お互いの子育てのことを話したり、cotohanaの今後やっていきたいことなど話すことができました。

遊び方は、工夫次第
ごはんを食べて満腹!少し休憩した後は、いよいよメインの思いっきり体を動かす時間です!
広い芝生がある二ツ沼総合公園だからこそ、いろいろな遊びができます。

今回cotohanaで用意したのは、長縄やフリスビー、シャボン玉など。
フリスビーは布製のものを準備。体に当たっても痛くなかったので、力いっぱい、思いっきり投げて遊ぶことができました。
一番遊ぶ時間が長かったのは長縄。子どもたちの中には長縄をやった経験がある子もいて、とっても上手に飛んでいました!

回っている縄の中にスムーズに入っていく子どもたちを見て、大人も負けてはいられないと挑戦。なんとかスムーズに入ることができても、走って次の順番に間に合わない(笑)
久しぶりの長縄跳び、大人になってやるのもなかなか体力的にきついものがありました……。でもみんなで笑い合いながら飛べたのでとても楽しかったです!
他にも、広場を縦横無尽に走り回ったり、木陰のベンチでおしゃべりしたり。
特別大きな遊具がなくても、アイディア次第でいくらでも楽しめると思いました。
最後にみんなで記念写真!
みんなすごくいい笑顔ですね。

※運動中や集合写真撮影時のみマスクを外しています
cotohanaではサロンの他にもこういったさまざまな場所を活用して、子どもたちはもちろん、親御さんも地域の方々も楽しめる「遊び場事業」を行っています。
今後もさまざまな企画を考えていくつもりですので、ぜひイベント情報をチェックしてみてくださいね。
今回、会場として利用した二ツ沼総合公園の情報はこちらから
文:コトハナ編集部