公開日:2021-09-13 最終更新日:2021-09-13

【レポート】みんなでつくるWEBメディア│ライター講座開催(後編)

こんにちは! コトハナ編集部です。夏休み中はどんなふうに過ごされましたか? コロナ禍でおでかけもままならないですよね。コトハナスタッフは、おうちで水遊びをしたり、近所をお散歩したりするなど工夫しながら過ごしました。

普段の生活の中でも、「こんなエピソードが面白かった!」「この話を記事にできたら楽しいかも!」と考えながら、記事づくりに励んでいます。コトハナのライターさんたちも、ライター講座を経て記事づくりに励んでいただいています。

今回は、6月19日と7月4日の2日間にわたって開催したコトハナライター講座の後編。

前編『みんなでつくるWEBメディア│ライター講座開催』では、6月19日(DAY1)の様子をお伝えしました。後編では、7月4日(DAY2 )の様子をお届けします。

6月19日(DAY1)様子はこちら

インタビュー後の「文字起こし」と「まとめ」

6月19日(DAY1)の講座では、コトハナの目指す地域像やライティングの基礎について座学・意見交換をしたあとに、インタビュー実践を行いました。

受講者のみなさんには宿題として「文字起こし」と「記事にまとめること」をお願いしました。DAY2は、作成いただいた記事に校正を加え、受講者にお返しするところから始まります。

まずは文字起こしとはどういうものでしょうか。

これは、インタビューで録音したものを聞きながら、一言一言を文字に起こしていく作業です。巻き戻したり早送りしたり確認しながらの作業なので、インタビュー時間の数倍の時間がかかります。

DAY1で行ったインタビュー実践時間は45分。

さて、45分間のインタビューで、文字起こしはどのくらいの文字数になるでしょうか。

その数は約10,000字! (もちろんそれ以上の方もいます)そこから、記事にまとめる文字数は2,000字。10,000字の情報をどのような構成で記事にまとめていくか、考え抜いていくのです。

たくさんの表現方法から何を選び取るのか

今回のテーマは「ふたばで子育てする人のリアルボイス」です。事前に受講者から提出いただいた記事を講師が校正し、それをスクリーンに投影しながら、対話形式で進めていきました。

具体的な内容については…… ネタバレになってしまいますのでここでは割愛します! (記事として掲載していきますので、お楽しみに!)

スクリーンを見ながら、文字起こしからどこを抜粋してまとめたのか、どのような意図でその表現にしたかなど、ひとつひとつ確認します。

それだけでなく、インタビューされた方の人柄や話していたときの表情、その場の雰囲気が記事から伝わるかなどについても議論。

何を削って何を残したかの文章表現だけでなく、その人がどんな意図でどんな様子で話をしていたか。そういったことも、インタビュー記事ではとても大事な要素になるんですね。

視点として必要なことは、「意図が、読者に伝わるかどうか」「わかりやすいかどうか」。それに加え、コトハナが向き合う方々が読んでくださったときに、どんなふうに受け取るのか。

いろいろな想像を働かせながらの一文一文の確認作業は、午前中いっぱい使いました。

コトハナの新しい“パートナー”

午後は受講者のみなさんと、「今後記事にしてみたいテーマ」について意見交換しました。

コトハナでは双葉郡の子育てに関する情報発信をするのに、さまざまなテーマを扱っています。その中でも特に盛り上がったのが……

「パパたちの声を聞きてみたい!!」というものでした。

子育て=お母さんになりがちな部分にメスを入れ、お父さんたちが子育てにどう関わっているのか、紐解きたいということでした。とても興味深い! スタッフ個人的にもとても気になります(笑)

そのほかにも、子育てに関わる地域の方や行政の方を対象にしたインタビュー記事や、テーマを限定した特集記事の発信など、実にたくさんのアイディアが出ました。

こんなにたくさんの意見が出て、スタッフはうれし涙です……。これから一緒にWEBを作り上げていく仲間ができたと思うと、とても心強くなりましたし、更に気が引き締まりました。

ライター講座を終え、コトハナライターとして仲間に加わってくださったみなさん。ここからどうぞよろしくお願いいたします。

現在、ライターのみなさんに書いていただいた記事を更新に向けて準備中です! 順次アップしていきますので、お楽しみに!

文・写真:コトハナ編集部

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