公開日:2024-06-04　最終更新日:2024-07-25

2024年度「冒険ひろば@双葉郡」開催案内｜冒険ひろばってなぁに？

『冒険ひろば』とは、”子ども自身が主体となり、自分の責任のもと、自由な発想で最大限の遊びを楽しむ場所”です。人や自然と関りながら遊びに没頭できる場として、大人（プレイリーダー）が見守りながら、子どもたちの「やってみたい！」を応援します。

コトハナは現地協力団体として、2021年から双葉郡での冒険ひろば開催に携わってきました。「危険だから冒険させない」を、「子どもの創造性・主体性を大切にしながら、挑戦・冒険を歓迎」できたらいいな…の思いから成長に応じた安全に関する配慮を行うことで、野外で自由に思い切り遊べる環境づくりをしています。

冒険ひろばってこんなところ

これまでの双葉郡での冒険ひろばは「富岡町・太田公園」「川内村・いわなの郷」「浪江町・丈六公園」で開催してきました。広大な芝生がある太田公園では、大人がヘトヘトになるほど子どもたちとの鬼ごっこが存分に楽しめ、初めましての参加者も、みんなで集まって一緒にお弁当を食べたりしました。

時にはテントを張ってゆっくり過ごしたり、子どもが自分で切った薪で焚火をして、マシュマロを焼いて食べたり、ダンボールを使ってやりたい放題遊んだり♪普段じゃなかなかできない体験ができ、当日知り合ったお友だち同士で仲良く遊ぶ姿も見られました。

いわなの郷は足首の高さほどの小川が流れているので、夏の暑い時期にはもってこいの場所です。山から流れてくる水はとってもとっても冷たくて気持ちいい！水鉄砲を使ってお友だちと撃ち合いっこしたり、乾いた場所に足跡をつけて遊んだり、水辺にいる生き物を見つけて楽しんだりします。

自然がいっぱいなので、虫捕りや、野鳥観察、草花採取などといった自然と触れ合う体験がたくさんできます。カナヘビを見つけた時には特に大興奮♪いろんな種類の生き物に出会えるのは子どもたちは嬉しいですよね！

丈六公園では複合遊具があるのが他とは違った特徴！傾斜を生かした長いすべり台では「どうやったら早くすべれるかな？」と試行錯誤する姿が見られました。自然にも囲まれているので、虫捕り網片手に走り回る子どもたちも♪うちわの骨組みを使ってしゃぼん玉を量産したり、廃材を使って発想を広げながら木工作を楽しんだりもします。形も大きさもバラバラな廃材が、ミニチュアの家やイスなどに変身！でも形にできなくてもいい。軍手をして、釘とかなづちを持ってカンカンしているだけで、それだけで皆とても集中して、楽しそうにしています。