【レポート】写真の魅力をアップ!1DAY写真講座開催しました
コトハナWEBマガジンがスタートしてからあっという間に1年が経ちました!
記事を書くことも初めて挑戦する私たちでしたが、この1年間楽しく取り組ませていただきました。
それでもまだまだ未熟な部分があるのも事実。コトハナの活動をより魅力的にお届けするため、講座を開催したり勉強会を開いて情報発信に力を入れていきます。
今回開催したのは、情報発信には欠かせない写真の講座です。
講師に、多方面でご活躍されているフォトグラファーの中山真波さんをお迎えして、受講者3名に撮影やカメラについてお話をしていただきました。
コトハナの活動をする上で、スタッフも記録として写真を撮ることは毎回のようにありますが、いつも念頭にあったのは「全体の雰囲気がわかるように」。
この「全体の雰囲気がわかるように」というのはもちろん記録としてです。
この時はどの会場で、どんな配置で、どんなことをして、どのくらいの参加者がいらした……など。
レポートを書く上で、また、次回開催時に参考にできるようにという観点からです。
「おもいを伝える」ということ
講座が始まって、中山先生がご用意してくださった講座資料の始まりの文章には「写真からおもいを伝える」と書かれていました。
ムム、そういえばそんなこと思って撮っていたっけ……? と内心思ってしまいました。
もちろん記録としての写真も大事! でもそこにおもいが加わっていたら……? そんな写真が撮れるようになったら……? きっと見る人の心をもっと惹きつけられるはず!
そう思ったらワクワクが止まりませんでした。
参加者は持参したカメラを使って、実際にカメラの設定や機能を確認していきます。カメラ初心者には聞き慣れない用語や値がならんでいましたが、資料や中山先生撮影の写真を参考にしながらわかりやすく説明してもらいます。
「この設定の時は、こういった写真が撮れる」「逆にこの値を変えると、こういった写真になる」といった説明に、感嘆の声がもれることもしばしば。
「こういったストーリーを見せたいときはこの構図で」など、構図の捉え方と、場面にあった構図の選び方を教わりました。
同じ場所での撮影でも、方向ひとつ、切り抜く場面ひとつでまったく違った作品になる面白さに楽しくなりました。
「設定」も「構図の捉え方」もなかなか自分の中に落としきれずにいましたが、「実践練習に勝るものは無し!」と今度は勉強したことを踏まえて撮影の実践に移ります。
いざ、実践。
お昼を挟んでから、実際に撮影大会に移りました。
お互いを撮ってみたり、カメラを構える人を撮ってみたり、無機質な物や、動き回る子どもたちまで……。講座の会場となった「ならはCANvas」をまるっと使って、他の利用者のご迷惑にならないようにシャッターをきっていきます。
中々思うような世界が切り取れずに、だいぶ苦戦しますが、午前中に教えていただいた設定や構図を思い出して何度も何度もシャッターボタンを押します。
時には子どもたちにモデルをお願いしたり、来館していた方に声をかけて撮らせていただいたりしました。難しさを感じつつも、それ以上に世界を切り取っていくのは面白いですね。
たくさん時間を使ってひとしきり撮りきった後は、撮影した写真をプロジェクターに映してみんなで講評です。それぞれがいい感じに撮れたと思うものを厳選して、中山先生にアドバイスや良い点の説明をしていただきました。
自分の撮影した写真が、今回の撮影テーマである「おもいを伝える写真」にできたかというとまだまだです。それでも今回撮影された写真の中の子どもたちは、いつもの子どもたちとは違って見えて、それだけで「いつもとは別の角度で撮影できた写真」になったのではないでしょうか。
今回の講座で学んだことを生かし、コトハナのこれからの発信力をパワーアップさせていきたいと思います!
文・写真:コトハナ編集部
今回の講座の募集記事はこちら
今回使用した会場はこちら「みんなの交流館 ならはCANvas」
託児協力してくださった団体はこちら「Wendyいわき」