昆虫の王様に会いに行こう! 田村市常葉町『ムシムシランド』
いよいよ夏休み本番! みなさん、お出かけのご予定はありますか? 今回は双葉郡から飛び出し、お隣にある田村市の情報をお届けいたします。 特に昆虫好きのお子さんがいる方! 必見ですよ~!
日本で唯一の虫の楽園『ムシムシランド』
大自然に囲まれた田村市常葉町にある観光施設『ムシムシランド』。夏休み期間に合わせて開園し、毎年多くの家族連れでにぎわっています。
ここでは、ヘラクレスオオカブトや世界のカブクワ、100種類を超える世界中の昆虫標本が展示され、毎年おもしろいイベントを打ち出しているんですよ。
子どもたちも大興奮! 森の中のカブトムシドーム
カブト屋敷の入り口で受付を済ませて、いざ、虫の楽園へ! 展示から見てもよし、カブトムシドームから見てもよし。お好きなルートでお楽しみいただけます。
「カブトムシドームから行ってみよう!」と気合を入れて進むと、目の前にはなんとも急こう配な階段が……。子どもたちは意気揚々と駆け上がり、大人はぜえぜえと息を切らし(笑)、坂を上ること数十メートル。
息切れしながら上った先に、緑に覆われたカブトムシドームが現れました! 想像よりも大きいドームです! 山の斜面にあるドームの広さは約800平方メートル。バスケットコートのおよそ2面分だそうですよ。
ドーム内では、なんと常時1,000匹を超えるカブトムシが自然な姿で生活をしています。実際に触ってみたり、カブトムシ相撲で強いカブトムシを探したりしてみるのもおすすめ。
今年の目玉! 鈴木おさむさん監修「はたらくムシムシくん」とは?
カブト屋敷内では常設展示のほかに、特別展示も開催しています。今年は「はたらくムシムシくん」。いろいろな仕事場にカブトムシやクワガタが実際いたとしたら、どんな風になるのか? ユニークに紹介する企画です。
監修は放送作家の鈴木おさむさん。『国際アート&デザイン大学校』の学生と一緒に毎年テーマを変えて企画しています。昨年は「あつまれ ムシムシの森」。この企画が好評で、今年はさらにそれを進化させた形になったそうです。
特別展について、施設の担当者にお話を聞きました!
―どんな「はたらくムシムシくん」がいるんですか?
今年は本当に面白い企画で、パイロットや歯医者さんなどさまざまな職業がイメージされています。ご来場いただくお父さんやお母さんと同じお仕事や、身近な職業もあるかもしれません。展示の飼育ケースをデザインしたのは学生さんたちですが。遊び心がありつつ、とても丁寧に制作していただきました。
―担当者イチオシの昆虫は?
それはやっぱりカブトムシですね! 王様ですからね。本当にかっこいいんですよ。展示室を見ていただくと分かる通り、カブトムシも種類が多いので、みなさんも「推しカブ」が見つかると思います。実はムシムシランドには元祖ゆるキャラの「カブトン」がいるんです。子どもたちからも人気ですし、カブトンの看板もあるので、ぜひ一緒に写真を撮って記念にしてくださいね。
ちなみにミヤマクワガタもかっこよくて好きなんです。体はそんなに大きくないんですが、頭がこう、ごつごつしていて…………。
(昆虫の話が尽きませんでした(笑)。)
こんな風に昆虫のお話もたくさん聞けるのは貴重ですよね。スタッフさんは昆虫が大好きなので、気になったことは思い切って聞いてみるのもいいかもしれません!
家族でおでかけしよう! ムシムシランド施設情報はこちら
いかがでしたか? 世界中の昆虫の展示、自然の中で触れ合えるカブトムシ、そして、おもしろい特別展……。きっと大人も楽しめること間違いなし! ぜひこの夏休み、ご家族・ご友人とおでかけしてみてくださいね。
■施設情報■
名 称:カブトムシ自然王国 ムシムシランド
住 所:福島県田村市常葉町山根字芦坂 68
電 話:0247-77-4097
開園期間:2022年7月16日(土)~8月21日(日)
開園時間:午前9時30分~午後4時30分
休園日:期間中の水曜日 ※8月10日(水)は営業します
入場料:大人400円/3歳以上高校生以下の子ども300円(その他団体プランあり)
トイレ:カブト屋敷内 男性用2、女性用2
駐車場:50台
■休憩・食事処■
名 称:スカイパレスときわ(カブト屋敷から車で5分)
住 所:福島県田村市常葉町山根殿上160
電 話:0247-77-2070
乳幼児連れの方の休憩スペースとしてもおすすめです。
おむつ替えスペースについてはスタッフまでお問い合わせください。
HP:ムシムシランド|日本で唯一の虫の楽園 (mushimushiland.com)
Facebook:https://www.facebook.com/mushimushiland
取材・文:コトハナ編集部