「ふたばの次」をみんなで育てる
「ふたばネクストリーフ」という名前には、素敵な願いが込められています。「ふたば(双葉)」の次に出てくるのは「本葉(ネクストリーフ)」。つまり、「次に出てくる芽を、地域のみんなで大切に育てていきたい」という想いです。

2025年からは、多世代が食卓を囲む「みんな食堂」の取り組みを始めました。地元のこどもたちから高齢の方までが自然に混ざり合える居場所へとなりつつあります。皆さんが今回挑戦したのは、大人が決めた計画ではなく「こどもが主役の活動計画」をつくることでした。
「いま、どんなきもち?」から始まる温かな時間
こどもテーブルと、おとなテーブルに分かれてワークショップを行います。
ワークショップの始まりは、カラフルな「きもちカード」から。 「いま、どんなきもち?」と問いかけ、一人ひとりが今の気分を選んでおしゃべりしました。


「楽しみでワクワクしている!」「ちょっとドキドキする……」。 自分の素直な気持ちを声に出して、それを聴いてもらう経験は、こどもたちがのびのびと自分を出せる「心の安心」につながります。大人が「これが正解だよ」と用意した場所に呼ぶのではなく、こどもたちの今の心に寄り添うことを聞く大切な時間です。
模造紙を埋め尽くした、キラキラした「願い」の数々
場が温まったところで、本題へ。 「双葉町でやってみたいこと、あったらいいなと思うこと」を、付箋にどんどん書き出してもらいました。
すると、私たちの想像を遥かに超える熱量で、ペンが走り始めました!「思いっきり虫取りがしたい!」「大きな公園で体を動かしたい」「ブランコとかがほしい」。

気がつけば、広げた大きな模造紙は、こどもたちの「まっすぐな好奇心」が詰まった付箋で埋め尽くされていました。大人が「きっとこれがいいだろう」と考えていたアイデアを軽々と飛び越えていく、自由な発想の数々。ネクストリーフのメンバーからも「なるほど!」「それ、最高だね!」と驚きと感心の声が上がりました。
こどもの声を、ネクストアクションへ。
ワークショップの後半は、こどもたち、そして大人たちが出した付箋を眺めながら、2026年度の活動としてどんなことができそうか意見交換を行いました。
「昆虫や動物との触れ合いはできるかもしれないね」 「運動とか体を動かすことは大人もやりたいよね」 。たくさんの「やってみたい!」を出すことができ、2026年に向けてかけがえのない種まきの場になりました。

いま、この時を大切に歩んでいく
「ふたばネクストリーフ」の皆さんは、「いま、この時を大事にする」という言葉を大切にされています。震災前の当たり前だった日常を一つひとつ取り戻し、誰もがふと立ち止まれる「お守り」のような場所でありたい。
私たちコトハナも、こどもたちの小さな声に耳をすまし、その成長をみんなで喜んでいける環境を、これからも地域の皆さんと一緒に耕していきたいと思います。
文:コトハナ編集部
写真:ふたばネクストリーフ・コトハナ編集部
