【レポート】ふたばであそぼう!冒険ひろば開催しました(浪江町)
2024年度での最後の冒険ひろば@双葉郡が浪江町で開催されました!町や海が見渡せる展望台があるこの場所は、震災後に再整備が進み、新しく生まれ変わった公園です。今回も多くの子どもたちが、冒険をしに遊びにきてくれました。
自然を身近に感じることのできるこの公園は、草花や虫たちもたくさん出迎えてくれます。今回もちょうちょやバッタ、トンボにカマキリとたくさんの虫たちを捕まえてじっくり観察しました。『虫』とひとくくりに呼んでいても、これだけ姿形の違う生き物を手軽に間近で観察できるのは、自然の豊かさ故ですね。
丈六公園は複合遊具が充実しており、遊具を使った遊びもとても楽しそうでした。斜面に設置されているので、坂の上から遊具をひとつひとつ楽しんで下っていく…下りきったらまた坂を上って…と、全身をフルに使っていきます。
そして今回は、スタッフ自作のベニヤ板ピンボールが登場。棒と極太の輪ゴムを利用して、狙った位置にビー玉をコロコロ~~!っとさせるのにみんなドはまり。100点のポケットに入って「やった~!」と喜ぶ子もいれば、どうやったらここにビー玉が落ちてくるのか研究する子も。
大好評を受けて制作スタッフは、「改良を重ねてまた持ってきます。なんなら、今度は子どもたちとも一緒に作りたいです」とのこと。自分で作って遊ぶのもとっても楽しそうですね。
つるのような茎の葉っぱは、たぐり寄せてみるとどこまでもひっぱれてすごい!びよ~んと伸ばすと、飾りのついたゴールテープみたいで思わず「ゴーーール!」と飛びこみました。
ついている葉っぱを落とすと、今度は大縄に大変身!タイミングを見定めてジャンプしたり、走ってきて跳び越えたり。自然のものでこんなに遊べるなんて、面白くて楽しいね。
まだ青々とした木々が生い茂る中、秋色をまとったススキが風にそよいでいました。草木の変化に季節を感じながら、自然と遊ぶことができた一日。
おもちゃがなくたって、目の前に広がる自然のもので遊べちゃうんだってこと。やってみたいことに積極的に挑戦していいんだってこと。大人と子どもの枠をとっぱらって遊ぶと楽しいんだってこと。
みんなは冒険ひろばに参加して、どんなことに気づいてくれただろう…?自分の中の『楽しい』を見つけて、膨らませていってほしいな…とそんなことを思いながら、次の冒険まで待っています!
参加してくださったみなさん、ありがとうございました♪
この他の冒険ひろばでの写真はcotohanaのSNSで公開中♪