【レポート】9月8日ままカフェ開催しました
2024年のままカフェ@ふたばぐんの第2回目の開催が葛尾村にて行われました。会場は宿泊もできる施設『みどりの里せせらぎ荘』です。
今回は、いつ起きるかわからない災害に備えて、日頃からおさえておきたいポイントや役立つ情報を学んでいく『防災講座』です。
今回も東日本大震災・原子力災害伝承館から講師の葛西さんにお越しいただき、防災についてのお話を聞かせていただきました。
和やかな雰囲気からスタートし、自己紹介を終えてから防災についてのクイズに挑戦していきます。クイズの内容は、「こんな時に起きた災害、あなたならどう行動する?」といった状況を想定した問題。災害に遭ったとき、まずは落ち着くことが大切!落ち着くためにも、「こういったときはどう行動すべき」かを、日頃からシュミレーションしておくことが大切ですね。
子どもの頃に経験した、阪神淡路大震災の当時の状況を交えながら、日頃からの防災意識を高めておくことが大事だと葛西さんは話してくれました。実際に体験していなかったり、時間の経過だったり、防災意識は薄れていってしまうことも…危機感を持ち続けるためにも、定期的に防災について触れていきたいところです。
講座の間、子どもたちはブロック遊びやおままごとなどで、見守りスタッフと仲良く遊んで過ごしました。大きい子は小さい子のお世話をしたり、お友だち同士で一緒に遊んだりしている姿を見るとほっこりします。
今回の開催で気づいたことは、土砂災害や水害など場所によって災害の種類も変わってくるということ。注意するポイントがそれぞれの地域で違うので、「自分の住まいはどんな災害を受ける可能性があって、そんなときに必要な知識や準備は何なのか」そういったことを考えていくことが必要なのだと感じました。
そして大人だけでなく、子どもたち自身にも防災について考えていく機会を持ってほしい、どう教えていくか悩ましいところ。防災講座や親子サロンなどを切り口にして、防災の意識をみんなで高めていくことがこれから必要になってきそうです。
今回参加してくださった皆さんありがとうございました。次回は12月15日(日)に浪江町で開催予定です。今後の開催案内をお待ちください♪
文・写真 コトハナ編集部