公開日:2023-05-23 最終更新日:2023-05-23

【レポート】5月14日ままカフェ開催しました

2023年度の『ままカフェ@ふたばぐん』がスタートしました!

今年度最初の開催場所となったのは、富岡町の文化交流センター 学びの森です。出入り口では、夜の森幼稚園の子どもたちが製作したとても可愛いアマビエがお出迎えしてくれました。

今回の開催内容は「小児救急について」です。毎日子どもの命と向き合っている子育て。”もしもの時”はいつきてもおかしくありません。尊い命を守るために、私たちができることを学んでいきたいですね。

今回は富岡消防署の方にお越しいただき、小児救急について教えていただきました。死亡事故で多いのは「不慮の事故」その中でも小児の多い割合を占めるのは「窒息」だそうで、今回は窒息の場合の対応の仕方を教わります。

人工呼吸の練習に使う人形を前に「皆さん、やったことはありますか?」と尋ねられました。その問いに、自信なさそうに返事をする参加者の方々・・・皆さん経験したことはあっても、昔だったり、数回だったりで記憶に新しいものではなかったようです。

乳児の人形、幼児の人形の2体を使って、心肺蘇生法を教えてもらったあと、実践していきます。皆さん成人の人形を使って体験したことはあるようですが、乳幼児の人形を使って行う機会はなかなか無かったようです。

「対象が子どもなのに思った以上に力がいるんですね!」

心臓マッサージの際に圧迫する深さの目安としては『胸の厚さの1/3』なのですが、対象が小児でも、実際にやってみると想像以上に力が要ることに皆さん驚かれます。

「胸骨圧迫の力が強くて、骨が折れるといった話を聞いたことがあります。力を入れることをためらってしまいそうです」といった参加者の声に、「もし折れてしまったとしても、それで命を救えるのならそっちの方がいいですよね」とお話していただきました。「確かに」と皆さん納得のご様子。

乳児に対する背部叩打法

続いて喉に物を詰まらせたときの背部叩打法の実践練習も行いました。これは経験したことがない人が多いのではないでしょうか?実際にやってみると、これもまた「こんなに強くていいのかな⁉」と思うほどの力を込めて行いました。行う時の体勢も、簡単そうに見えて意外と難しそうで、体験できてよかったとの声が聞けました。

きっと実際にこういった状況になった場合、冷静に教わった通りにはなかなかできないと思います。それがもし自分の子どもだったりしたら尚更。それでもこうして講習を受けて知識を身に付けておくだけで、救える命があるかもしれません。とお話しいただきました。

皆さん貴重な体験ができてとても満足そうでした。

ママがお勉強している間、子どもたちは見守りスタッフと一緒におもちゃで遊んで過ごしました。ママが恋しくなっても大丈夫!ママと一緒にお勉強する姿も見られました。

「ママがんばれ~!」

今回ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

次回開催案内

次回のままカフェ@ふたばぐんは、浪江会場で開催予定です。日曜開催ですので、平日お仕事のパパ・ママにもおすすめです。

【日 時】2023年6月11日(日) 10:00~11:30

【場 所】 幾世橋防災コミュニティーセンター(浪江町北幾世橋字植ノ畑11)

【内 容】 ママ同士のおしゃべり・知っておきたい小児救急のこと

【参加費】300円

【持ち物】いつものお出かけセット

【申 込】事前に申し込みが必要です。お申し込みは今後の「開催案内」をお待ちください。

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